ビルマうどんの歴史
ビルマうどんは門司港駅そば、栄町銀天街にあった『玉寿司』さんのまかないが発祥です。
玉寿司の大将が、第二次世界大戦中のビルマ(現ミャンマー)で、 捕虜になった際に、現地の方に出してもらったカレー味のチキンの煮物がルーツ。
そのスパイスの効いたカレー味のチキンを、かけうどんに入れて食べたら美味しかったことから始まったうどんです。
『玉寿司』さん、暖簾分けした『千代本』さんの2店舗のみで 食べることが出来たビルマうどんは、長い間、地元の人はもちろん、 遠方からも評判を聞きつけ訪れる、“門司・門司港の名物グルメ”と してたくさんの人々に愛されてきました。
しかし、両店ともお店をたたんでからは食べられなくなりました。
ビルマうどんを継承するにあたって
両店の大将と家族ぐるみの付き合いがあった私は、 “家庭の味”のような気持ちで
を愛してきたひとり。 どうしても、その味と文化を、未来へ継承したいと思い立ち、千代本の大将から直々に作り方を教わり、試行錯誤を重ね、 2012年にオープンしました。
ビルマうどんの商標登録について(出願中)
「ビルマうどん」を現在商標登録出願中です。
理由は玉寿司さん、千代本さんの味を正統に受け継いだ者として、未来にこの正しい味を伝えたいからです。
一時期は偽物も出回りましたが、現在「ビルマうどん」を提供している店は私ども「花千里」のみです。
もし、この味を一緒に未来へ残したいという方がいらっしゃいましたらぜひご協力いただけると幸いです。